vol.35 選果機の初稼働

選果機の役目は、ブルーベリーの粒を
直径に応じて4種類に振り分けることです。
当園では以下の基準で振り分けを行っています。
特大(3L)
大(LL)
中(L)
小(規格外)
選果機の使い方としては、
まず選果台にブルーベリーを並べ、
品質チェックを行います。
チェック項目は、色味やキズ、
硬さやつぶれ具合、汚れなどを
目視で確認します。
その後、ブルーベリーを選果機の
投入口に流し込み、
ドラムが自動的にサイズごとに
粒を振り分け、
コンテナに選別します。
選果場は自宅の作業スペースを改造し、
選果機や、洗浄用のシンク(冷凍する場合)、
保管用の600L冷凍庫を3台設置しています。
名古屋市卸売市場に出荷する際には、
サイズごとに振り分けが必要とされるため、
この作業は欠かせません。
手作業でこの選果を行うのは
重労働で効率が悪いですが、
選果機を使用することで
作業が大幅に簡素化され、
非常に便利です。

名古屋から最も近いブルーベリー農園
当園は、名古屋近郊・愛知県飛島村でブルーベリー農園を運営しております。
私自身は農業の経験がまったくありませんでしたが、実家が農業を営んでいたこともあり、幼い頃から作物を育てることに親しみを感じてきました。
ブルーベリーとの出会いは2023年の夏でした。そこから一念発起して準備を進め、2024年の夏に初めて出荷を迎えることができました。
思い立ってから出荷に至るまでの約1年間に取り組んできたことも含め、当ブログにてご紹介しております。
さらに新たな挑戦として、2026年の夏にはブルーベリー狩りが楽しめる観光農園としてのオープンを予定しております。
周辺にはレジャー施設も多数ございますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。