vol.70 ブルーベリーの実がつきはじめました!

春の暖かさが日ごとに増し、農園のブルーベリーたちも
季節の歩みにあわせて、次のステージへと進んでいます。

先日まで白い花が咲き誇っていた畑を見回ると、
その花の跡に、小さな実がつきはじめているのを発見しました!

◆ 花のあとに、命がつながる
ブルーベリーの花が咲いたあと、受粉がうまくいくと
その付け根に小さな“果実の赤ちゃん”が姿を見せてくれます。

最初はまだ緑色で米粒ほどの大きさ。
よく見ないと気づかないほどですが、
枝先にちょこんと並んだその姿は、何度見ても感動的です。

「咲いた花すべてに実がなるわけではない」からこそ、
ひとつひとつの実の存在がとても愛おしく感じられます。

◆ 栄養と水分、ここからが勝負
実がついたばかりの今の時期は、ブルーベリーにとって大切な成長初期。
これから約2ヶ月をかけて、ゆっくりと大きくふくらみ、青く色づいていきます。

根がしっかりと水と養分を吸い上げられるように、
土の状態や気温、湿度の管理には一層気をつかう時期です。

自然と向き合いながら、「今、何をしてあげるべきか」を考える毎日が続きます。

◆ 夏の収穫に向けて、第一歩!
この「実がつく」という出来事は、収穫に向けた第一歩。
まだまだ小さい実たちですが、これからの季節の中で太陽の光を
浴びながら、甘くジューシーなブルーベリーへと育っていきます。

今年の夏、皆さまに「おいしい!」と言っていただける実をお届けできるよう、
毎日のお世話に力を入れていきます。







執筆者について
Blueberry Field Tobishima青木 正人

名古屋から最も近いブルーベリー農園

当園は、名古屋近郊・愛知県飛島村でブルーベリー農園を運営しております。
私自身は農業の経験がまったくありませんでしたが、実家が農業を営んでいたこともあり、幼い頃から作物を育てることに親しみを感じてきました。
ブルーベリーとの出会いは2023年の夏でした。そこから一念発起して準備を進め、2024年の夏に初めて出荷を迎えることができました。
思い立ってから出荷に至るまでの約1年間に取り組んできたことも含め、当ブログにてご紹介しております。

さらに新たな挑戦として、2026年の夏にはブルーベリー狩りが楽しめる観光農園としてのオープンを予定しております。
周辺にはレジャー施設も多数ございますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。