vol.69 ブルーベリーの花が咲きました!

気づけば4月も中旬、日差しもすっかり春らしくなってきました。
そしてついに――ブルーベリーの花が咲き始めました!

◆ 小さな蕾から、やさしい花へ
3月から少しずつふくらんできた蕾たちが、ここ数日の暖かさで一斉に開きました。
白くて小さなベル型の花が枝先に並び、苗木全体がふわっと明るくなったように感じます。
毎日少しずつ表情を変えながら、農園に静かな春の彩りを添えてくれています。

◆ 花の時期は受粉のスタート
この花が咲くと、次にやってくるのが受粉のシーズン。
ミツバチや野生の昆虫たちが花の間を飛び回り、次の“命のリレー”が始まります。

ブルーベリーは、花の形や咲くタイミングによって受粉のしやすさも変わるため、
受粉の様子を観察するのも、この時期の楽しみのひとつです。

◆ 花が咲いたということは…
花が咲いたということは――そう、次は実の季節がやってきます。
この可憐な花のひとつひとつが、やがて果実となって育っていくのです。

開花はスタートライン。
これからの天候やお世話次第で、今年のブルーベリーの出来が大きく変わってきます。
毎日畑を見回りながら、「今年もおいしい実がなりますように」と願っています。





執筆者について
Blueberry Field Tobishima青木 正人

名古屋から最も近いブルーベリー農園

当園は、名古屋近郊・愛知県飛島村でブルーベリー農園を運営しております。
私自身は農業の経験がまったくありませんでしたが、実家が農業を営んでいたこともあり、幼い頃から作物を育てることに親しみを感じてきました。
ブルーベリーとの出会いは2023年の夏でした。そこから一念発起して準備を進め、2024年の夏に初めて出荷を迎えることができました。
思い立ってから出荷に至るまでの約1年間に取り組んできたことも含め、当ブログにてご紹介しております。

さらに新たな挑戦として、2026年の夏にはブルーベリー狩りが楽しめる観光農園としてのオープンを予定しております。
周辺にはレジャー施設も多数ございますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。