vol.66 蕾から花へ-春の訪れを告げるブルーベリーの開花

3月も後半に入り、ブルーベリー農園にも本格的な春の気配が広がってきました。

先日までふっくらとふくらんでいた蕾が、ここ数日の暖かさで徐々に開き始め、
小さな白い花が顔をのぞかせています。
季節は確実に、次のステージへと進んでいるようです。

◆ ついに開花が始まりました
一段と大きくなっていた蕾が、ようやくその姿を変えはじめました。
朝、苗木を見に行くと、昨日までは蕾だったはずの先端に、
ちょこんと花びらが開いているのを見つける瞬間は、何度見ても感動します。

開花のスピードは株ごとに少しずつ違い、
今はまさに「蕾と花が同時に存在する」美しい時間。
農園全体が少しずつ色づいてきています。

◆ 花のかたちはベルのように
ブルーベリーの花は、ころんと丸く、先のすぼんだ小さなベルのようなかたち。
うっすら白やピンクがかったその姿は、かわいらしく、どこか控えめで上品な印象です。

風にゆれる花を眺めていると、春のやさしさがそのまま形になったような気さえしてきます。


執筆者について
Blueberry Field Tobishima青木 正人

名古屋から最も近いブルーベリー農園

当園は、名古屋近郊・愛知県飛島村でブルーベリー農園を運営しております。
私自身は農業の経験がまったくありませんでしたが、実家が農業を営んでいたこともあり、幼い頃から作物を育てることに親しみを感じてきました。
ブルーベリーとの出会いは2023年の夏でした。そこから一念発起して準備を進め、2024年の夏に初めて出荷を迎えることができました。
思い立ってから出荷に至るまでの約1年間に取り組んできたことも含め、当ブログにてご紹介しております。

さらに新たな挑戦として、2026年の夏にはブルーベリー狩りが楽しめる観光農園としてのオープンを予定しております。
周辺にはレジャー施設も多数ございますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。