vol.64 剪定

3月に入り、日差しのやわらかさに春の訪れを感じる季節になりました。

 

冬の寒さが落ち着き、ブルーベリーの樹が春の活動を始める直前。
3月は、剪定のラストチャンスとも言える時期です。
このタイミングで剪定を行うことで、無駄な枝を整理し、
栄養を花や実に集中させることができます。

 

特に苗木(若木)のうちは、「木の形を整えること」が大切。
この先、毎年安定して実をつけるための“基礎作り”とも言えます。

 

剪定を終えた苗木は、スッキリした姿に。
その姿を見ると、これからの花芽の成長や
実のつき方がますます楽しみになります。

 

もうすぐ、花芽が膨らみ、かわいらしい花が咲き始めます。
そして蜂たちが飛び交う、にぎやかな季節がやってきます。

 

ブルーベリーの一年は、この剪定からスタートしているのかもしれません。




執筆者について
Blueberry Field Tobishima青木 正人

名古屋から最も近いブルーベリー農園

当園は、名古屋近郊・愛知県飛島村でブルーベリー農園を運営しております。
私自身は農業の経験がまったくありませんでしたが、実家が農業を営んでいたこともあり、幼い頃から作物を育てることに親しみを感じてきました。
ブルーベリーとの出会いは2023年の夏でした。そこから一念発起して準備を進め、2024年の夏に初めて出荷を迎えることができました。
思い立ってから出荷に至るまでの約1年間に取り組んできたことも含め、当ブログにてご紹介しております。

さらに新たな挑戦として、2026年の夏にはブルーベリー狩りが楽しめる観光農園としてのオープンを予定しております。
周辺にはレジャー施設も多数ございますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。